2023年12月

コラム
預けて安心!遺言書の保管制度

 せっかく遺言書を作っても、お亡くなりになった後に誰の目にも触れられなかったり、悪意ある人によって内容を書き換えられたりしてしまっては、故人の遺志を尊重した相続は望めません。遺言書には、厳格な要件に沿って自らしたためる「 […]

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コラム
要件を満たした遺言書、のハズが

 先日のコラムで「遺言書には厳格なルール(要件)がある」と書きましたけれど、形式的な要件を満たして作成された遺言書であってもなお、無効なものと扱われてしまう可能性が。その線引きの基準は「遺言作成者の意思能力の有無」にあり […]

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コラム
遺言書作りにも「根回し」が肝心

 先のページでも述べた通り、「遺産を相続できる最低限度の割合」である遺留分を受け取る権利は、民法第1042条に規定されています。したがって、たとえお亡くなりになった方が法的に有効な遺言書を残していたとしても、その内容が一 […]

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コラム
不公平な遺言、何とかならないの?

 お亡くなりになった方が法的に有効な遺言書を遺していた場合、遺族はその内容に沿って遺産を分け合うのが通常です。しかし、例えば故人が生前に全財産を愛人に贈与してしまったり「長女の方が自分に懐いていたから次女の相続分はゼロに […]

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コラム
「法定相続分」通りじゃなきゃダメ?

 民法第900条には「法定相続分」の規定があります。分かりやすく書くと、お亡くなりになった方の配偶者は必ず法定相続人となり、その他に①子どもがいる場合 →配偶者が1/2、子どもが1/2(複数の時はさらに人数割り)を相続② […]

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コラム
「遺産分割協議書なんて」だなんて

 もしも故人が法的に有効な遺言を残していなかった場合、故人の遺した財産の分け方は「遺産分割協議」によって決めることになります。そして、その協議での決定事項をまとめた書面が「遺産分割協議書」です。 わざわざそんな堅苦しい書 […]

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